こんにちは。
みんなが大好きドラえもん。
今や世界中の子供に夢を与えていますよね。
ワタクシも子供の頃はずいぶんと熱中したものです。
あんな道具があればいいのになあ、とか、ドラえもんがきてくれたらなあ、とか思っていたものです。
し、しかし!
藤子・F・不二雄先生の相方だった藤子不二雄A先生も実に魅力的なんです。
むしろ今の世の中、A先生のような生き方はとても参考になります。
そんなもんで今日は藤子不二雄A先生について調べていきますよ。
藤子不二雄Aとはこんな人だぞ!詳細プロフィールだ!
藤子不二雄A先生は本名を安孫子 素雄(あびこ もとお)と言います。
1934年3月10日、富山県の氷見市に生まれました。
実家は光禅寺という曹洞宗のお寺。
小さなころから精進料理ばかり食べていたので、肉や魚を受け付けない体質になってしまいました。
でもご本人は決して肉などが嫌いなわけじゃなく、ただ食べられないだけで、グルメ雑誌を見て「おいしそうだなあ」とは思うとのこと。
どうですか?この性格。とても素敵な人でしょ!
子供の頃、A先生はとても人見知りでした。
赤面症で電熱器というあだ名をつけられ、からかわれることも多かったと言います。
そんなA先生の好きなことは一人になって漫画を描くことでした。
漫画の世界ではどんな自分でも生き生きと描けました。
そこには夢が広がっていたのです。
やがて父を亡くし、富山県高岡市の定塚小学校に転校。
そこで生涯の友人と出会います。
そう、藤子・F・不二雄こと藤本弘先生でした。
友達が一人もおらず、教室で一人漫画を描いていると声をかけてきたのがF先生だったのです。
「お前、漫画うまいのう」
それが二人の初めての会話になったのです。
それから二人はいつも一緒。
漫画を描いたり、近くの古城公園で夢を語り合ったり。
高校は別々のところに進学しましたが、二人の仲に変化はありませんでした。
A先生は高校卒業後、おじさんが役員を務めていた新聞社に入社しました。
似顔絵やインタビュー記事を作成したと言います。
ちなみに最初は人見知りのためにインタビューができず、動物園に行って想像で「あの動物がこう言った、あれはこう言った」と書いたらそれがバカ受けしたとか。
新聞社では好きな後輩もでき、充実していましたがある日、F先生に漫画家になるために上京しないかと誘われます。
F先生は務めていた製菓会社を数日で辞め、漫画家になるしかなかったのです。
A先生は迷った挙句、二人で夢を追うことを決断します。
上京してからはあのトキワ荘などに住み、手塚治虫や石ノ森章太郎、赤塚不二夫らと「まんが道」を歩んでいくことになります。
大人になるにつれ、A先生は色んなことを経験していきました。
お酒、麻雀、ゴルフ。
F先生が漫画の世界に没頭する中、A先生は徐々に少年漫画を描いていくことが辛くなっていきます。
A先生はのちにこのようなことを言っています。
「自分は実体験を想像で膨らませて漫画を描くことが多いが、藤本くんは最初から最後まで空想で描いていた。これは本当の天才にしかできないことなんだ」と。
二人はコンビを解消し、別々の道を歩んでいくことを決断します。
藤子不二雄A先生はこんなに魅力的だ!
A先生はとても気さくな人です。
遊びも大好き。
座右の銘は「明日にのばせることは今日するな」ですからね。
素敵だなあ。
好きなファッションはゴルフスタイル。
これはご本人はゴルフ好きってことももちろんあるんですが、以前テレビでこんなことを言っておられました。
「仕事場に行くのにゴルフの格好をすると、一瞬、今日仕事じゃなく実はゴルフなんじゃなかと錯覚する。それで仕事場に着くわけと『ああやっぱり仕事かー!』って思うわけだけど」
素敵すぎでしょ!
自伝的漫画の「まんが道」でもすぐ女の子を好きになったり、F先生が必死に漫画を描いている中こっそり映画を見に行ったり、本当に人間的な性格を隠すことなく現されています。
漫画より映画好きってことも言われていますし、肩の力を抜いてひょうひょうと生きていらっしゃるという印象です。
まとめ
・先のことは考えずぎるな!
・無理に自分を追い込むな!
・周囲への感謝を忘れるな!
尊敬する漫画家は手塚治虫とF先生だというA先生。
F先生のことを常に「彼は天才だ。彼がいなければ自分は漫画家になんて絶対になれなかったと」とおっしゃっています。
でもきっとF先生も同じ気持ちでしょう。
辛いことも楽しいことも二人で分け合える素晴らしい関係ですね。
A先生の物事への向き合い方は今のストレスの多い社会人にとって、とても参考になりますし、勇気づけられます。
今までとても健康で病気ひとつしなかったA先生ですが、近年では色々体調を崩されていることも多いようです。
ぜひこれからも健康に留意されて、多くの作品を世に残していただきたいです。
久しぶりにまんが道を読み返したくなったなあ。
今日もお読みいただきありがとうございました。