夜勤のせいで身体の疲れが取れない看護師は休日だけでも朝方にすべき!

規則正しい生活が睡眠にとってはとても大切。

早寝早起きが基本です。

 

ただ人によっては仕事の関係で、どうしても昼夜逆転の生活を送らざるを得ない方もいます。

こうした方に11時に寝て、6時に起きろと言っても「ふざけんな!」って感じですよね。

僕も忙しい部署に帰りが毎日午前様のときはそうでした。

 

ただ、やっぱり仕事だから仕方ないと、我慢を続けているとどうしても体調を崩すことが多くなるんですよね。

というわけで「意識」だけでも規則性を大切にしようぜって話です。

 

不規則なシフトは身体への負担は大!

不規則な生活で身体が重いと感じることはありませんか?

日中眠って夜働くという生活はとても体力を消耗します。

こうした昼夜逆転生活が続くと、体内時計が乱れてしまい、結果的に自律神経にも悪影響が及ぶ可能性があります。

そうはいっても、どうしても夜に働かないといけない方もいらっしゃいますよね。

看護や介護、3交代の工場勤務の方などは、自分がどれだけ「規則正しい生活を!」って言われても……という感じだと思います

 

お仕事ですからね。

どうしようもありません。

 

ただ、体調を崩しやすいのも事実です。

看護師さんは日勤、準夜勤、深夜勤が順繰りにありますので、どうやったって眠りも浅くなります。

夜眠らずに働いて、そのまま午前中から明るい日差しが指す部屋で眠り、食事の時間も不規則……。

精神的にも肉体的にも消耗して、退職せざるを得なくなった方もいます。

自律神経の乱れが様々な不調を呼ぶ!

アクティグラフという睡眠と覚醒のリズムを計測する機械があります。

 

この機械を使った研究結果が出ています。

その研究によると、アクティグラフを使って1日の活動量の変化を測定したところ、午前中に最も活動的に過ごすことが人間にとっては理想的なリズムだったそうです。

自律神経は交感神経と副交感神経に分類されると以前書きました。

交感神経は身体が活発に活動するときに働く神経、副交感神経はその逆。

身体がリラックスしているときに働く神経です。

この交感神経と副交感神経がバランスよく働いてくれる状態がベストなのですが、このバランスが崩れると様々な不調が生じてしまいます。

倦怠感や食欲低下、動悸……そして最も代表的な症状が不眠です。

お仕事でどうしても不規則な生活な人は、なおさら意識的に自律神経のバランスをとる必要があるのです。

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休日だけでも朝方に!

どうやってできるんだよ!?って感じだと思います。

その答えはズバリ、「休日だけでも朝方生活を心がける」ということです。

繰り返しにもなりますが、理想的な人間の生活リズムは、午後7時頃から副交感神経を高めていって、午後11時に寝て、6時過ぎに起きるというイメージ。

そして交感神経を高め、午前中から活動的に行動することで、人間の身体は満足度を得るようになっているのです。

 

午前中から交感神経を活発に働かせておけば、夕方から夜にかけて自然と副交感神経が高まり、質の良い睡眠へと導いてくれます

特に仕事が大変だとせっかくの休日はダラダラしがち。

そこを「えいっ!」と起きて朝日を浴びながらのウォーキングでもすれば、幸せホルモンのセロトニンも分泌されるので一挙両得です。

本来、人の身体は夜眠って昼活動するようになっています。

 

普段に夜型生活をせざるを得ない人でも、休日だけは意識的に朝方の生活を送れば、その日の夜は深い睡眠が得られ、心と体の負担も大きく軽減されます。

体内時計が乱れは自律神経のバランスを崩し、自律神経失調症やうつ病など精神障害の発症と強い因果関係があります。

「仕事だから多少の無理もしょうがない」と思わずに、身体にとっても有意義な休日を過ごしましょう!

まとめ

・不規則な生活による疲れは自律神経の乱れの可能性が!

・午前中を活動的に過ごすことが理想の「リズム」

・休日だけでも朝方生活を意識することで、心身の負担が軽減される!

 

「仕事だから無理して当たり前」という風潮がありますが、結局のところ自分の身体は自分で守るしかありません。

 

もし「普段は仕事でクタクタだから、休日は遅くまで寝て過ごす」という方がいらっしゃったら、発想を転換してみてはどうでしょう?

ちょっと頑張って午前中から軽い運動でもした方が、疲れは取れると思います。

それでは今日も皆さんがぐっすりと眠れることを心からお祈りしております。

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