「1~2時間で目が覚めてしまう!」人への一番の対処法を紹介する!

絶対に夜中に目が覚めてしまう。

自分は眠りが浅いんだ。

ぐっすり朝まで眠りたいのに。

こういう悩みを抱えている人は多いと思います。

年齢を重ねるにつれて増えてくると思います。

 

実は僕も15歳の頃から「夜に眠って気づいたら朝だった」ことがほとんどありません。

必ず1回は途中で目が覚める。

そしてずっと自分は眠りが浅いんだって思ってました。

だけどそれは間違い。

なぜなら誰でもみんな目が覚めているからです!

 

「朝までグッスリ」は勘違い?

人間の睡眠サイクルは約90分間だということは、以前の記事でも書きました。

人によって違いはありますが、ノンレム睡眠を70分程度、レム睡眠を20分程度。

これがワンセットになった周期を、一晩で何回も繰り返しているのです。

そしてこの周期の切り替わりのタイミングで、実は人間の脳波は起きているときと同じ覚醒状態になっていることがあります。

脳波の面から言えば、「夜中に目が覚める」ことは決して珍しいことでもなく、また悪いことでもなく、ごくごく当たり前のことなのです。

記憶にないだけで、みんな途中覚醒をしているってわけ。

こう考えると気持ちが楽になりませんか?

 

気にすることが良くない!

途中で目が覚めたとしても気にする必要はありません。

意識があるかないかだけの違いで、脳波上は起きるのが当たり前。

起きた後にすぐ眠れるなら、気にする必要は全くないんです。

繰り返しますが「あ、また目が覚めてしまった!」なんて心配になることが間違い。

落ち込んだり、焦ったりしてしまうと、頭が覚醒してしまってその後の睡眠に支障を来してしまいます。

というわけで、「当たり前のことが起きたなぁ」くらいで、受け流してしまいましょう。

 

それでも再度の眠りに入れないときはどうするか?

夜中に途中で目が覚める行為自体は問題ないとしても、その後になかなか眠れないと困りますよね。

時間が経てば経つほど焦りが募って、それがさらに眠りを遠ざけてしまうという悪循環に陥っていきます。

ではどうするか。

 

実はこれも気にするのが一番よくない。なんにもしなくて良いのです。

気にして「早く寝ないと早く寝ないと」って考えたり、または「一度気分転換をするためにストレッチでもするか」とか「音楽でも聴くか」なんて行為も避けるべきだと思います。

眠りにつけなくても、目を閉じてそのまま静かに眠りが訪れるのを待っていれば良いだけ。

 

心配になる必要はありません。

何故ならこれも気づいていないだけで、ちゃんと眠れているからです。

「マイクロスリープ」という言葉を聞いたことはありませんか?

ほんの一瞬、脳が睡眠状態に陥るアレです。

つまらない会議中とか瞬だけ意識が飛ぶアレです。

みなさん、経験があるでしょう。

 

もちろん、会議中での居眠りは上司に怒鳴られるといったリスクは大きいんですが、一方でこのマイクロスリープ。

脳と身体の急速にはとても良いと言われています。

 

眠りに落ちそうだけど、落ちない。

 

こんな状態の場合は、マイクロスリープを繰り返している可能性が高いです。

本人は気づいていないだけなのです。

また目を閉じているだけで、脳波はリラックス状態を示すアルファ波が出ることが分かっています。

間違いなく、休息は取れている。

ですから、「眠れないぞー!!!」と焦らずに「眠れなければ眠れないでいいや。マイクロスリープも繰り返しているし、アルファ波もガンガン出てるし!」ってことでのんびり目を閉じていればオールOK!

安心した心持ちで、ただ目をつむっていることをおススメします。

繰り返しますが、全然心配する必要なんてないですからね!

 

まとめ

・夜に「目」を覚ますことは当たり前

・目を閉じて横になっているだけで身体は休息できている

・眠れない!と思っているのは自分だけで、気づかない内に「マイクロスリープ」を繰り返している

 

ということで中途覚醒やそれに伴う悩みを深刻に捉える必要はありません。

起きるのも当たり前だし、眠れなくても実は眠れているし、休息もできている。

そう思えば気持ちが楽になってきませんか?

 

睡眠と心はとても繊細。

なんとしてでも眠らないと!と思えば思うほど眠りは遠ざかっていくものです。

そのうち寝られるだろ!くらいの開き直りで不眠と付き合っていくのも悪くないですよ。

何事も気の持ちようって話ですね。

それでは今日もあなたがとって満足のいく睡眠をとれるよう、心からお祈りしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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