コーヒーっておいしいですよね。
味もよければ香りも良い。
最近では二日酔いに良いって話もあるようですね。
毎日1杯のコーヒーを楽しみにしている人も多いと思います。
ただコーヒー=快眠の敵
のようなイメージがあるようです。
カフェインのせいですかね。
確かに寝る前にコーヒーを飲むとカフェインの覚醒作用のせいで安眠を妨げられる可能性があります。
でもコーヒーにも良いところがあるんですよ。
コーヒーは脳に良い?驚きのアルツハイマーの予防効果!
最近、コーヒーの効能が注目されています。
特に注目されているのが「脳」への効果です。
日中に活動的な身体の状態を作ることが、夜の快眠に繋がるという話は何度かしました。
コーヒーには脳を覚醒させる効果があります。
確かにカフェインは含まれていますが、午前中に飲む分には夜の睡眠に悪影響を与えることは考えにくいです。
むしろ、午前中に飲むコーヒーは頭と身体を活動的な状態に導いてくれます。
コーヒーの脳への影響は大規模な臨床試験によっても実証されています。
これは65歳から79歳の被験者1,409人を対象にし、1972年から21年経過観察を行ったこの研究で、コーヒーを1日3~4杯飲んだ場合、認知症およびアルツハイマー疾患を発症するリスクは「全く飲まない」あるいは「それ以下しか飲まない」場合に比べて65%低下しているという実験的なデータに基づく。
1,409人を対象にし、21年の経過観察を行った研究ですので、割と信ぴょう性があると思います。
コーヒーを飲むと集中力や記憶力が高まった経験のある方はいませんか?
1日3~4杯というのは多い気もしますが、コーヒーによって脳が活性化するというのは決して気のせいではないのです。
論文ではコーヒーの香りが記憶媒体に脳を刺激していたと考察しています。
コーヒーを飲むことではなくて、香りが脳に良い刺激を与えてアルツハイマー効果につながったという推測ですね。
確かにあの香りを嗅ぐと脳が喜んでる感じがしませんか?笑
コーヒーは決して悪い飲み物ではありません。むしろ効能もたくさんあります。
飲むタイミングの問題です。
寝起きに頭がどうも働かないという人はコーヒーを飲んで頭をスッキリさせてみてはどうでしょう。
午前中のカフェインが夜に残るという心配もいりません。
寝る前にはルイボスティーはいかが?
逆に寝る前の飲み物はどんなものは良いのでしょう。
こちらはやはり覚醒効果のあるカフェインが含んでいない飲み物にしたほうが良いです。
でも飲み物ってカフェインが入っているものが多いんですよねえ。
コーヒーも紅茶も緑茶もカフェインが含まれています。
僕のおススメはルイボスティーです。
ルイボスティーにはカフェインが含まれていませんし、リラックス効果もあります。
さらにおススメなのは生姜を入れて「生姜ルイボスティー」にすること。
生姜は身体を温める効果があり、免疫力も上げてくれます。
風邪をひきやすく、インフルエンザが流行する冬になんて特に良いでしょう。
一日の疲れも癒してくれますので気持ちよく眠りに入っていけると思います。
ぜひ試してみてください。
清涼飲料水にも注意を!
みんなが大好き清涼飲料水には注意が必要です。
特に寝る前!
清涼飲料水にもカフェインが含まれているものは多いですし、何よりも糖分が多いです。
人間の身体は複雑なもの。
寝る前に清涼飲料水を飲むと、血糖値が急激に上がってしまい、インシュリンが過剰分泌されます。
すると低血糖になり、今度は血糖値を上げるために分泌されるのはアドレナリン。
興奮ホルモンです。
寝る前にアドレナリンなんて分泌されたら睡眠どころじゃなくなります。
逆に目が覚めちゃいますよね。
睡眠前の清涼飲料水は要注意です。
睡眠には関係ないですけど、虫歯にもなりますしね……。
まとめ
・午前中にコーヒーを飲んで活動的に過ごす!
・夜には生姜ルイボスティーはいかが?
・寝る前の清涼飲料水は厳禁!
飲み物によっても睡眠は左右されます。
自分が好きな飲み物は確かに精神的な満足度は得られるのですが、やはり飲む時間は考えた方が良いです。
「絶対に飲んだらダメ!」と完全に禁止をするとストレスもたまりやすいので、まずは飲むタイミングだけ気を付けるようにしましょう。
コーヒーや清涼飲料水は日中に。
夜はノンカフェインのものに。
ってな具合に。
それだけでも随分と睡眠の深さが変わってくると思いますよ。
それでは今日も皆さんがぐっすりと眠れることを心からお祈りしております。