安眠に最適な光はどんなもの?寝室の光がリラックス効果を生む!

 

 

 

現代人は光を浴びまくっています。

コンビニにしても、ファミレスにしても、お店に行けば深夜だろうが煌々と明かりがついています。

これって便利は便利。すごく安心感もありますし。

 

自宅や会社でもパソコンやスマホを至近距離から見る時間は明らかに長くなっています。

光とオサラバすることは、もうどうやったって無理。

光に支配された世界。

ってか、そもそも日没以降真っ暗になる世界になんて住みたくねーよって話です。

 

なので光とのお付き合いはこれからも末永くお願いしたいわけですが、やっぱりいつもベタベタ密着していると、弊害も出てくるわけで。

*恋人との関係も適度な距離は必要ですよね……多分。

というわけで、今回は「光」との理想的なお付き合いの仕方を考えてみましょう。

これを意識しておいた方が、間違いなく睡眠は改善されます。

 

光は睡眠を行方を大きく左右する!

ブルーライトという言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。

最近、盛んに聞かれるようになった言葉の一つです。

パソコンやスマホからもこのブルーライトが出ています。

 

意識したことがある人は少ないと思いますが、実は光も様々な「色」を持っているんです。

ブルーライトはそんな光の種類の中でも、波長が短く、強いエネルギーを持つとされています。

 

強い光というと何をイメージするでしょう。

そうです。朝日です。

朝の光には思いっきり青い色調が組み込まれています。

そして人間の身体はこの青い光を浴びると、朝だと考えて活動を始めようとするのです。

 

寝る前のパソコンやスマホが良くないのもこのため。

身体が勘違いをしてせっかく睡眠モードに入ったのに、起きようとしてしまいます。

睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌も抑制されるのです。

 

ちなみに基本的にお店などの多くの施設で使われている照明は、青い波長を含んでいます。

強い光はそれだけ目立ちますので、集客には良いんですが、睡眠にとっては要注意。

代表的なところではコンビニですね。

視認性を高めるために強いブルーライトを出しています。

 

店に入ればたくさんの光を浴びますので、寝る前に立ち寄ることが日課になっている人は、睡眠が妨げられている可能性があります。

自分は気づかなくても、身体は知らず知らずのうちに朝に逆戻りしているかもしれませんよ。

 

睡眠モードの照明が蛍光灯よりも白熱灯!

一方で、淡い白熱灯の波長は身体をリラックスさせてくれる効果があります。

というのも、白熱灯の光の色は「オレンジ」なのです。

蛍光灯の色が朝日と同じ青であるなら、白熱灯の色は夕日のオレンジ。

どちらが睡眠モードに適しているかは言うまでもありませんね。

 

もしも寝室の照明に蛍光灯を使っているなら、強く取り換えをおススメします!

人の身体はデリケートですから、「照明くらい……」と言わずに工夫すべき。

頻繁に交換が必要なものでもありませんし、毎日の睡眠が快適に過ごせると思えば安いものです。

 

せっかくなら照明の強弱も付けられるタイプのオレンジ系統の白熱電球にすればさらに良し。

寝るときには真っ暗にするのではなく、照明を絞りましょう。

ほんのりとした暖色系の明かりで、部屋の様子がなんとか分かる程度がベストです。

 

具体的な数字で言うと、0.3ルクスのときに終夜の平均睡眠深度が最高になったとのこと。

一方で30ルクス以上だと顕著に浅化するそうなので、注意が必要です。

また同じく暗闇でも浅化するということですね。

終夜の平均睡眠深度が0.3lxで最高になり、30lx以上では顕著に浅化する傾向が示されている。また暗闇では0lxでは0.3lxに対して顕著な浅化が認められ、50lx以上では腕や布団で顔を覆うなどの遮光動作が観察されている。

出典:良質な睡眠のための環境づくり

 

暖色系の光はリラックスホルモンである副交感神経の分泌を促してくれますので、より深い睡眠へと導いてくれますよ。

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どうしても……という場合はブルーライトカットの眼鏡を!

基本的には夜のパソコンの使用は絶対に控えるべきです。

ただ、仕事が忙しくて使わざるを得ないという人も多いと思います。

そんな方にはブルーライトカットの眼鏡もおススメです。

最近ではどこの眼鏡屋さんでも販売されています。

 

眼鏡をかけて、パソコンやスマホの明るさを暗めに調整しましょう。

ブルーライトの影響を抑えることができます。

ただ、こうした眼鏡を掛けても100%ブルーライトを防ぐことはできませんので、やはり長時間の利用はできるだけ避けるべき。

あくまでも緊急用の措置です。

 

どうしても仕事が溜まっている人は、思い切って朝方の生活に変えてみてもいいかもしれません。

深い睡眠をとって、スッキリとした頭で朝に仕事をすると、きっと能率も上がりますよ。

 

まとめ

・夜には蛍光灯よりも白熱灯

・夜のコンビニは要注意!

・寝室を白熱灯に変えるだけで睡眠が深まる!

・仕事が忙しい人は朝方の生活への切り替えも検討すべき!

 

ちょっとした一手間を変えるだけで、不眠症が治ってしまうというケースはよくあります。

照明の交換もその一つですね。

たかが明かりと思わずに、試してみるのも良いと思います。

人間の浮気は絶対にダメですが、光への浮気は許されるのです!

さっそく場面場面に応じた照明の使い分けに取り組んでみましょう。

あと、「照明も変えたのでこれでゆっくり眠れるぞ!」という自己暗示もとっても効果的ですよ。

不眠に悩む人はネガティブ思考な人が多いです。

不眠の改善と一緒に、思考の転換の訓練にもちょっとずつ行ってみることをおススメします。

あなたが今日もぐっすりと眠れますように……。

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