仕事のストレスで眠れないときは自己暗示?パニック障害にも効果あり!

 

仕事のストレス。

コイツが我々の睡眠を必死になって邪魔をしてきます。

もう、もんのすごい勢いで邪魔をしてきます。

コイツは僕の睡眠を邪魔してどんな得があるってんだ?って思うほど邪魔をしてきます。

 

寝つきも悪くなるし、眠り自体も浅くなるしで、もう最悪。

 

何とか眠りたくて、羊を数えたりしますが、気づけば羊の数がどんどん増えていって、頭の中が羊の大群で大混乱、ってな事態に。

 

……眠れないときに羊を数えるのは余計に脳を使って眠れなくなりますので、即刻やめましょう。

 

んじゃあどうすりゃいいんだ!

 

って方におススメな方法がございます。

お金もかからず、時間もかからず、リラックスが出来ちゃいます。

身体も脳も睡眠モードに入ってくれます。

ぜひともこの方法をマスターしちゃいましょう!

緊張感も気持ちから?自己暗示でリラックス!

社会に出てから気付きましたが、本当にお金を稼ぐのは大変です。

日々、猛烈なストレスを抱え、精神をすり減らしながら会社に行っている人も多いでしょう。

 

せめて夜くらいはぐっすり眠って疲れを取りたい……。

 

ところが、日中の緊張している人ほど夜になってもその緊張が解けず、なかなか眠れないようです。

夜に眠れなければ昼間の仕事もさらに辛くなり、また眠れなくなるという悪循環。

ここまでいけば立派な不眠症です。

 

というわけで、前置きがくどくなりましたが、過度な緊張を抱えている人がやってみるべき方法。

それが自律訓練法です。

これはドイツの精神医学者、シュルツが1932年に考案した自己催眠法です。

 

 

催眠術というと「うさんくさい」イメージを持っていませんか?

でもこの訓練法は長年の実績があり、現在も広くメンタルクリニックなどで取り入れられている治療法なんですよ。

↓のような実験結果も出ています。

自律訓練法は実験群のGHQ30 スコアを低減させ、睡眠障害を改善させた。自律訓練法実施後、実験群のストレス認知評価のバランスが改善する傾向にあったが、コントロール欲求の強さは変化しなかった。

出典:高ストレス状態の大学生における自律訓練法によるストレス過程の変化

 

お金もかかりませんし、是非チャレンジしてみましょう!

 

自律訓練法は簡単!お金もかからない!

人を緊張感から解き放ち、リラックスさせてくれる自己催眠。

パニック障害の治療にも使われることがありますね。

やり方はそんなに難しくはありません。

 

1.頭の中が涼しくなるとイメージしましょう!

2.お腹が温かくなるとイメージしましょう!

 

基本はこれだけです。

ホントに簡単でしょう?

 

慣れてこればもっと細かなイメージをしてもいいんですが、まずここから始めましょう。

 

布団に入って寝ころびながらでもいいですし、昼の休憩中に椅子に腰かけて行っても良いです。

 

静かに目を閉じ、

心の中で「頭が涼しくなる」、「お腹が温かくなる」と

繰り返し唱えます。

 

頭が涼しくなるイメージが掴めなければ、気持ちの良い風が脳を撫でていくような光景を思い浮かべてみます。

お腹が温かくなるイメージは、両手をお腹に当てて、てのひらの熱がヘソから体内に染みこんでいくように意識します。

 

どうですか?

昔から、頭は涼しくお腹が温かい状態は健康的と言われています。

自然と心が落ち着いてきませんか。

 

リラックスしている状態というのは副交感神経が優位になっている証拠。

日中の疲れをほぐし、睡眠にも入りやすくなります。

緊張で眠れないときは試してみてはどうでしょうか?

 

最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、そのうちコツを掴めると、睡眠以外にも活用できます。

緊張する場面の会議やプレゼンの前で、この自己催眠法を使っているビジネスマンもいますからね。

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自己催眠の「消去」も忘れずに!

慣れてくれば自分で気持ちをコントロールできます。

リラックスして「そのまま寝落ち」も経験できます。

ただ、眠りにつく分には良いんですが、仕事の休憩中などはリラックス状態から、再び活動状態に身体を呼び覚ます必要があります。

 

そこで自己催眠の「消去」を行いましょう。

 

目をゆっくりと開け、何度か瞬きを行います。

次に、腕や足を何度か屈伸させて、パワーを身体に呼び起こすイメージです。

最後に筋肉をほぐすように伸びをすれば、再び身体は活動モードに切り替わってくれます。

慣れてくれば身体がとても軽くなったと感じられますよ。

 

まとめ

・ストレスの多い人は自己暗示をマスターしよう!

・自己暗示はパニック障害にも効果的!

・リラックス後は「消去」の運動も忘れずに!

 

最初はうまくいかないかもしれませんが、徐々にイメージがつかめてくると思います。

ストレスで気持ちが重いとき、動悸がして寝つきが悪いとき、会議の前で緊張が強いとき……

 

色々な場面で使えるテクニックですので、マスターしておけばお守り代わりにもなります。

 

1日のこの時間にやらないといけない!とか

何回やらないといけない!とか

 

そういった細かいルールもありませんので、自由に場面場面に応じてやってみましょう。

戦うサラリーマンのリラックス法として参考になれば幸いです。

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