血圧の上昇が交感神経を刺激する
人間は睡眠中、リラックスホルモンである副交感神経が優位に働きます。
この働きにより、眠っている時の血圧は起きているときよりも低いのです。
さて、目覚めが近づくにつれ、血圧は上昇していきます。
血圧の上昇は、日中を活発に過ごすための交感神経を刺激。
自然に身体は活動モードに突入します。
ただ中には寝起きでも血圧が低いままで、身体が中々起きてくれない人もいます。
特に低血圧の人はこの傾向が強いです。
頭も身体もボーッとして、布団から起き上がれず、ついつい二度寝や遅刻をしてしまった経験はありませんか?
そんな方は簡単な「運動」をして、身体に朝が来たことを伝えて上げましょう。
低血圧の人は寝起きに運動するべき?
運動といってもいきなり100メートルダッシュをしろとか、そういうことではありません。
むしろ寝起きの激しい運動は心臓に負担が掛かります。
絶対にやってはいけません。
そんなオオゴトじゃなくて、簡単なものでいいんです。
運動というか
例えば……
寝ながら肘や膝を曲げたり伸ばしたり。
腕や足をブルブル震わせるのもイイですね。
ゆっくりとベッドで伸びをするのも良い方法です。
また、おススメは指回し運動。
左右の指先を合わせて、それぞれの指を親指から順番にグルグルと回転させる運動です。
脳が活性化しますので、寝起きには最適ですよ。
こんな感じで血液を全身に巡らせてあげれば、徐々に血圧は上昇し、交感神経が働いてくれます。
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最後にコップ一杯の水を飲めば完璧!
睡眠中は水分が汗となって体外に排出され、朝は身体が渇いた状態です。
ベッドの上で行う「運動」で身体が目覚めたら、ゆっくりと起き上がります。
そして一杯のお水を飲みましょう。
冷えたものは心臓がビックリしちゃいますので、水道水で十分です。
血液がサラサラになり、胃腸が活発に動き出すことによって、お通じも良くなります。
あとは顔を洗って、歯を磨くのもおススメです。
多くの歯磨き粉に含まれるミントの香りは脳を活性化させる作用があります。
「あぁ会社に行きたくねえなぁ……」って凹んだ気分を仕事モードに切り替えてくれるのです。
その後は朝食を食べてコーヒーでも飲めば、もう怖いものなし!
いざ、戦いの場である会社へと向かいましょう!
まとめ
・寝起きの軽い「運動」で交感神経を刺激!
・一杯の水は血液をサラサラに!
・顔を洗って、歯を磨くという基本も大切に!
夏休みにあれだけ起きるのがしんどかったのに、ラジオ体操をした後はなんだか爽快な気持ちになりませんでしたか?
体操まではいかなくても、簡単な刺激を与えるだけで、身体は「仕事」モードになってくれますよ!
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