不眠の人が取り組んでみようと思う代表的なコト。
「枕を変えてみようかなぁ……」
じゃないでしょうか。
確かに枕は睡眠にとって大切です。
合わない枕を使っていると、眠れるものも眠れません。
プロのスポーツ選手でも遠征先に「マイ枕」を持っていくという人は多いですよね。
それくらい、枕によって人の睡眠は左右されてしまいます。
今回はそんな大切な枕選びについて考えてみたいと思います。
枕は中身によってさまざま!
枕の中身は実に様々です。
柔らかい羽毛から、やや硬めのそばがら、プラスチックまで。
選択肢が豊富な分、選ぶのに迷ってしまいませんか?
ズバリどの素材が良いか!?
これには答えがありません。
というのも各個人の体系や好みによるところが大きいからです。
したがって答えは自分が気持ちよく寛げる枕を選べ、ということなのですが、そうは言っても絞りにくいもの。
それならそれぞれの枕の素材の長所短所から絞り込んでいくのも一つです。
そばがらは頭を冷やして快適だけど、虫が出やすい!
個人的にも好きな素材は「そばがら」です。
頭を冷やす効果があって、特に夏は快適。
自然素材というのも安心ですね。
ただ「そばアレルギー」の方は使えないという問題があります。
また、自然素材なだけに「虫」が大好きという短所も。
特に湿気が高い季節は虫が寄ってきやすいので、しっかりとしたメンテナンスが必要です。
一週間に一度は干して枕の中に湿気が溜まらないようにしましょう。
ちょっと面倒ではありますが、快適に使うにはやっぱりひと手間いるものです。
耐久性も高くはなく、1年~2年程度で取り換えることをおススメします。
メンテさえしっかりすれば、大変良い素材だと思います。
羽毛
こちらは柔らかい素材です。
柔らかめの枕が好きな方は第一候補になると思います。
こちらも自然素材なのでダニが溜まりやすいという問題はありますが、利点もたくさんあります。
通気性もよく、かつ保温効果にも優れているという点。
夏は涼しく、夜は暖かく過ごせます。
ただこちらも細かな毛が出てきやすいですので、アレルギーなどをお持ちの方が注意が必要となります。
羽毛枕も天日干しは必要ですよ。
プラスチック
天然素材がダメという方や、虫が心配な方におススメです。
プラスチック枕は通気性もよく、虫の猛繁殖に悩まされることもありません。
特に硬めの枕が好きな方には会うと思います。
ややゴツゴツした感じを頭に感じますので、柔らかめの枕が好きな方には合わないかもしれません。
そんな方には低反発のウレタン素材の枕を試してみてはどうでしょうか。
スポンサーリンク
年を取ると硬めの枕が良い?
というわけで一長一短の枕素材ですが、一般的には40歳を過ぎると筋力が落ちるため、硬めの枕が良いとも言われています。
頸椎の筋力の低下による、頸椎間板の摩耗を防ぐためです。
首や肩が痛くなるという方はもしかしたら枕が柔らかすぎるのは原因かもしれません。
また高すぎる枕はいびきを誘発し、深い眠りに入りにくくなりますからこちらも注意をしましょう。
ただ基本的には自分が「リラックスできるかどうか?」。
これが最優先です。
旅行先のホテルなどで意外とピッタリの枕に出会えることがあります。
その際はフロントの人にどこの枕か聞いてみればいいですよ。
親切に教えてくれます。
なかなか自分に合う枕を探すのは大変ですが、やはり安眠にとって枕はとても大切です。
合わないと思った枕はもったいないと思わずにすぐに使用を中止してください。
最後に横幅は広めが良いです。
これはもう絶対に。
人は寝ている際に頻繁に寝返りを打ちますので、幅がないと枕から頭が落ちてしまって目覚めてしまうことがあります。
身体に安心して、ガンガン寝返りを打ってもらえる環境づくりが大切なのです。
余裕をもって幅の広い枕を選ぶようにしましょう。
50cmくらいあれば安心だと思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
まとめ
・枕の素材は一長一短
・快適な枕の使用にはメンテナンスが欠かせない!
・中年以降は硬めの枕から試してみるのもグッド!
・最終的には自分がリラックスできるか、を重視すべき
・枕の横幅は寝返りを妨げないよう、十分に広さがあるものを選ぶべき!
素材それぞれの長所短所がありますので、色々試してみましょう。
ピッタリの枕に出会えると、快眠度は間違いなく上がります。
逆に言えば合わない枕を我慢して使い続けるのは絶対に避けてくださいね。
最近だと、試しに一週間程度レンタルさせてくれる寝具店さんも増えています。
こうしたサービスは積極的に利用したいですね。
特に寝起きに首が痛くなるという方!
「自分の寝相が悪いから仕方がない」
なんて思わずに、枕選びを始めましょう。
今は紹介した以外にもたくさんの素材がありますから、きっと自分に合う枕があるはずですよ。
それでは今日もあなたがグッスリと眠れることを心からお祈りしております。
スポンサーリンク