ストレスで眠れないなら泣ける小説を読んでスッキリしようぜ

   

こんにちは。

いつもお世話になっております。

ああ心がつらい。

仕事に行きたくない。

夜も眠れない。どうせ眠れないなら小説でも読んで気分を切り替えましょう。

涙にはストレス成分が含まれているので、ストレスが溜まっているときほど泣くのは良いんですよ。

現実逃避もできますしね。

僕がおすすめする泣ける本を紹介したいと思います。

最近、活字離れが叫ばれていますけど、小説って本当に面白いと思うけどなぁ。

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重松清著 「きよしこ」

少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたけど。ある年の聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。伝わるよ、きっと──。大切なことを言えなかったすべての人に捧げたい珠玉の少年小説。

出典:内容(「BOOK」データベースより)

『きよしこ』は、吃音症に悩み苦しむきよし少年の、小学一年生から高校三年生までの十二年間を少年の成長に沿った七つの短編によって描いた作品である。少年は、「カ行」「タ行」と濁音をうまく発音することができない。そのため、クラスの友だちにからかわれ引っ込み思案になってしまう。さらに父親の仕事の関係で頻繁に転校しなければならず、そのことが少年をさらに孤立させていく。

出典:波 2002年12月号より

話し言葉によるコミュニケーションの回路を封じられてしまった少年がさまざまな局面でピンチに陥る姿は読む者の心に深く突き刺さってくるが、多くを喋れない彼の内面を代弁するかのように少年に寄り添う物語の語り手の存在が救いをもたらしている

出典:波 2002年12月号より

 

吃音に悩む少年の連作短編集。親、友、彼女この小説には色んな愛が満ちていて、かけがえのない別れが新しい道へと背中を押す。

複雑なストーリーはひとつもない。

ただ淡々と「人間の喜怒哀楽」が描かれている。

これはきっと映画化したらつまらないと思う。

小説だから描ける世界。

 

少年の喜びや怒りや哀しみが胸に迫ってくる。小説の力にただただ圧倒される物語だ。読後感もよい。

読めば残酷な日常をほんの少しだけ忘れさせてくれる。

ずっと手元に置いておきたい、そんな小説です。

東野圭吾著 「時生」

「あの子に訊きたい。生まれてきてよかった?」
悩む妻に夫が語る、過去からの伝言

不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、20年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った――。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

出典:「BOOK」データベースより

 遺伝的な難病ゆえ、短い生涯を終えようとしているわが子。「『生まれてきてよかったか』と尋ねたかった」とつぶやく妻に、主人公、宮本拓実は語りかける。今から20年以上前に、自分は息子と会っていたのだと…。

本書では、昭和45年の東京や大阪の街並みと、雑然とした時代を生きる若者の姿を背景に、父と子の見えないきずながつづられている。ノスタルジックな雰囲気漂うストーリーにもかかわらず単調だと感じさせないのは、もうひと組の親子、すなわち拓実とその実母の秘められた関係や、スリリングな人質救出作戦が組み込まれた巧妙な構成にあるといえよう。また、冒頭の「明日だけが未来じゃない」というトキオの言葉に代表される、登場人物のセリフも物語に厚みを出している。甘くせつなく、そしてさわやかな余韻が読後に残る作品である。(冷水修子)

出典:商品説明

自分のしたことは正解だったのか。人生にはずっと残る後悔と疑問がある。

この小説を読むともう二度と会えない、だけど記憶の中で生き続けている人にたまらなく会いたくなる。

相手も同じ気持ちなのか確かめたくなる。

主人公はそんな人たちにとっての希望となり、感情移入して一気に読める。本のページ数が終わりに近づくにつれ、名残惜しくなる小説だ。

特に冒頭の父の息子へのセリフが、最後の最後、つながる。一瞬にして全身に鳥肌が立つ。

読むたびに泣いてしまいます。

さすが東野圭吾。うますぎます。

絲山秋子著 「袋小路の男」

高校の先輩、小田切孝に出会ったその時から、大谷日向子の思いは募っていった。大学に進学して、社会人になっても、指さえ触れることもなく、ただ思い続けた12年。それでも日向子の気持ちが、離れることはなかった。川端康成文学賞を受賞した表題作の他、「小田切孝の言い分」「アーリオ オーリオ」を収録。

出典:「BOOK」データベースより

何がどういいのかさっぱりわからないのだが、私はこのひとの小説が死ぬほど好きだ。この小説の主人公のような人間がそばにいたら殴りたくなると思うし、もし私がこんな状況に身を置いていたら、たぶん気がふれると思う。共感できるとか、人間をよく描き出している、という類の作品ではないのだ。ただのこの「小説」が楽しくて切なくて哀しい。この小説に見えるのは私ではないけれど、でも感じるものがあるのだ。

出典:WEB本の雑誌

涙が出るというよりも、ほっこりする小説。

とにかく文章がうまい。

春の小川のようによどみがなく、流れていく。ときに怒り、ときに共感し、ときに泣き、ときに切なくなり、ときにすごいと思う。

そして最後には誰もが袋小路の男に恋をする。

女性の純粋な愛情は、男が読んでも胸にしみてしばらく動けなくなるほど。

純文学でありながら、頭がしびれてしばらく動けなくなるほどの最高のラブストーリーです。

 

まとめ

冒頭にも書きましたが、涙を流すことはとても良いことです。

特に大人になると泣くことって少なくなりますけど、たまには一人っきりなって誰の目も気にすることなく思いっきり泣いちゃいましょうよ。

ストレス成分も一緒に流れていきますから、本当にスッキリしますよ。

泣くことは全然恥ずかしいことじゃないですから。

 

そして小説は自分を別の世界に連れて行ってくれます。

もちろん、現実の世界は何も変わりませんけど、小説を読んでいる時間だけでも嫌なことを忘れられるなら、良いじゃないですか。

何時間もかけて頭を振り絞って感動を与えてくれる作家には、本当に頭が下がります。

眠れない夜こそ、泣ける小説の世界に浸ってみてはいかがでしょう?

それでは今日も皆さんがグッスリと眠れることを心からお祈りしております。

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