地獄の仕事から帰ってきたら、少しでも自分の時間を長く持ちたいですよね。
やりたいことだってたくさんあるし。
となると、睡眠時間を削ってしまいがちです。
ただこの行為ってかなりリスキーだったりしちゃいます。
夜ふかしは精神にとって大敵!
身体には自然のリズムがあります。
いわゆる体内時計というやつですね。
脳だけではなく、身体の様々な臓器の体内時計が組み合わさって、体のリズムを調節しているのです。
ですから起床時間はもちろんですが、就寝時間も毎日同じ時間に決めておくことが大事です。
この2つを一定にして繰り返すことで、身体は起床と睡眠の感覚を覚えてくれます。
いつも決まった時間になると目が覚めて、決まった時間に眠くなるという人は、この体内時計が「精密な高級時計」のように時を刻んでいるのです。
ただ油断は禁物。
人間の体内時計はとても狂いやすいものです。
就寝時間や起床時間にバラつきが生じると、体内時計も徐々に狂ってきます。
こうなると自律神経にも乱れが生じて、精神にも不調が発生しちゃうことになります。
心と生活のリズムはものすごく密接な関係にあると思っておきましょう。
ベストは11時就寝、6時起床!
では何時に布団に入るのがよいのでしょうか。
もちろん、仕事の関係などもあると思いますが、11時頃が良いと思います。
というのも、10時~翌2時までが成長ホルモンがドバドバと分泌されると言われている時間帯だからです。
でも中々10時まで眠ることは現代人には難しいですよね。
ってか完全に無理でしょ。
ビジネスマンは報〇ステーションで今日のニュースくらいはチェックとしかないとだし。
というわけで11時を目途にしましょう。
11時になれば6時に起きれば、7時間睡眠の時間を取れることになります。
睡眠時間は短すぎても長すぎても身体にとっては負担になります。
7時間くらいならちょうど良いです。
というか理想的。
夏は6時になれば日も出ていますので、目覚めと共に朝日をタップリ浴びることができます。
朝日を浴びることで体内時計が整い、セロトニンが分泌されます。
セロトニンは精神の安定を促してくれる作用があり、セロトニンが減ると不安感や憂鬱な気分が高まるのです。
また出社時間ぎりぎりに起きるのはあまりよくありません。
ゆっくりと新聞でも読みながら朝食をとることで、脳も身体も目覚めます。
お仕事や会社への通勤時間にもよりますが、6時に起きれば比較的に朝の時間をのんびり過ごせるという方も多いのでは?
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身体のリズムが整えば精神も安定!
意識的に就寝時間と起床時間を決めておけば、身体のリズムは整ってきます。
自分で体の時計を調整してあげるイメージですね。
こうした規則正しい睡眠のサイクルを繰り返してあげれば、脳にも身体にも、美容にも良いです。
逆に寝る時間も起きる時間もバラバラな方は、体内時計のリズムが狂ってしまって、怒りやすくなったり、不安感が強く出たり、焦りが出たりと、精神面での悪影響が出てきます。
思い当たる人はいませんか?
不規則な生活をしている方はこの傾向が顕著になります。
僕もそうでした。
「自分はまだ若いから大丈夫!」と、
早いときは布団の上でお菓子を食べて9時に寝て、遅いときは2時までスマホをいじって。
朝も身体のリズムに合わせるというよりも、仕事の勤務時間に合わせて無理やり起きるという生活で。
こんな生活をしていると大変です。
僕はパニック障害のような症状が現れました。
電車やバスに乗ることが怖くなり、人の視線を浴びると足元が崩れ落ちてしまうような感覚に襲われるのです。
心も情緒不安定な日々が多く、毎日が辛かったのをリアルに覚えています。
そうなると夜も眠れないんですよね。
明日のことを考えてしまって憂鬱になって。
まさに悪循環です。
そうなる前に、ぜひ規則正しい生活を心がけましょう。
眠くなくても「11時にベッドに入って目を閉じる」。
まだ眠くても「6時、遅くても7時には起きる」。
この生活をしばらく続けてください。
大丈夫です。
再び体内時計は本来のリズムを思い出してくれますから。
心の安定は規則正しい生活から!
地味かもしれませんが、快眠にも絶対に欠かせませんよ。
まとめ
・就寝時間と起床時間を決めておくことが精神の安定に繋がる!
・理想の就寝時間は11時!
・朝は6時に起きて朝日をたっぷりと浴びること!
・そうすればセロトニンがドバドバ分泌されて、心も安定!
心の調子が崩れて不眠状態も強くなると、毎日が辛くなります。
辛くて劇的な改善方法を試したくなりますが、やはり基本は生活習慣からです。
この生活習慣が崩れたままだと、薬などで一時的に改善したと思っても、気づいたら悪化し続けているということもあるのです。
まずは11時にはベッドに入って眠りにつく努力をしてみませんか?
このブログを読まれた方が、快眠と健康を手にされることを心から祈っています。
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