日本のサラリーマンは働きすぎでしょうよ……。
大学時代に、いつも明るくて女の子からもモテまくってた奴と数年後にバッタリ会ったときのこと。
彼に大学時代の面影はありませんでした。
目の周りを真っ黒にして、頬もこけて、肌は土気色になっていて。
わずか数年で人はここまで変わるのか……。
衝撃を受けました。
「変わっていないな」と声をかけた僕の笑顔は引き攣っていたことでしょう。
そのあと、駅のトイレで鏡を見てさらに驚きました。
自分もさっき会った彼と同じ顔をしていたのです。
これ、実話です。
平日に激務をこなしている人は基本いつも寝不足
普段の仕事が、肉体的であれ、精神的であれ、負荷が大きければ大きいほど休日は待ち遠しいもの。
待ち遠しいとかいうレベルじゃなくて、なんていうかもう「救い」ですよね「救い」。
蜘蛛の糸。
せっかくの休日は何としてでも有意義に過ごしたい!
そんな思いから、休日は疲れ切った身体を癒そうと、昼まで寝ている人も多いでしょう。
いわゆる「寝だめ」ってやつですね。
だけど寝だめをした日の午後って、余計に身体が重くなったりしませんか?
さらに身体はダルいのに、いざ夜になって寝ようとすると、いつもより余計に寝つきが悪くなって、翌日は体調を崩しちゃうっていう最悪のケースも。
これってちゃんと理由があるんです。
寝だめは体内時計を狂わせる!
人の身体に備わっている体内時計は、普通の時計と一緒で、平日とか休日とかで時の刻みが変わるものではありません。
それなのに、いつもと違う目覚めをしてしまい、朝日を浴びずに過ごしてしまうと時計が狂ってしまうのです。
もともと25時間周期で、朝日を浴びることによって1時間分はリセットされると言われている体内時計。リセットされるどころか歪みは拡大します。
これによってホルモンや自律神経のバランスにまで乱れが発生!
寝だめによって体調の悪さを感じてしまうのではこのためです。
というわけで寝だめはおススメしないんですが、かといってせっかくの休日まで「早起きをしなきゃ!」って追い詰められるのも辛いもので……。
「退職するまで一日ものんびりできないって修行僧かよ!」って余計にストレスになる恐れもあります。
そこで、発想を転換!
遅くまで寝ているんじゃなくて、前日早く寝ることにしましょう。
そして普段通りの時間に起床し、たっぷりと朝の光を20分くらい浴びましょう。
これで体内時計の狂いはリセットされ、正常な働きに調整されます。
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鋭気を養うために休日こそ質の高い睡眠を!
貴重な休日の前日こそ、「徹夜で楽しいことをするぞー」じゃなくて、早めに睡眠への準備を始めるべきです。
楽しいことは休日の日中にすれば良いのです。
その方が結果的には身体も心もリフレッシュでき、貴重な時間も有効に使えます。
早めに夕食を食べ、ちゃんと湯船にもつかることです。
のんびり銭湯に行くのも良いかもしれません。
寝室では軽くラベンダーのアロマを焚くのもグッド!
そしてブルーライトが放出され、身体が昼間だと勘違いしてしまうパソコンやスマホの利用は控えるべき。
何度も言いますが、楽しみは翌日にとっておけばいいのです。
不眠に悩み人こそ、休日こそ早寝早起きが原則
昼間で寝てしまったら確実に夜はますます眠れなくなります。
これはもう最悪。
休み明けから鉛を背負ったような重い身体を引きずりながら、仕事に行かないといけなくなります。
考えただけでも暗澹たる気持ちになってしまいますよね……。
能率もダダ下がりで、月曜日から早速深夜まで残業ってことになったら、体内時計はさらに狂ってしまいます。
そんな体内時計の乱れは自律神経のバランスを崩し、最悪の場合は慢性化し、自律神経失調症に。
こうなると治療も大変になります。
こうした悪循環に陥らないように、休日こそ早起きをして、できれば朝日を浴びながら散歩でもして、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を分泌させましょう。
セロトニンは夜になると睡眠ホルモンである「メラトニン」に変化してくれますので、質の良い睡眠をもたらしてくれます。
これこそが真の意味での有意義な「休日」になるはずです。
まとめ
・休みの日こそ規則正しい生活を!
・いつもよりたくさん寝たいなら、「遅く起きる」のではなく「早く寝る」!
・晴れた日は散歩でもしてセロトニンをたっぷりと分泌させる!
せっかくの休日。
「寝ているだけで気がついたら終わってた……しかもダル重さだけを残して……」なんて最悪の事態だけは避けたいですね!
分かっちゃいるけどうまくいかないって人は、サプリの併用もアリですよ。
とにかく不眠は癖にならないうちに、早めの対策を取ることが肝心です。
「たまに眠れないこともあるなぁ」って人も、不眠を侮るなかれ。
今のうちから快眠を意識した生活を送りましょう!
それでは今日もあなたがグッスリと眠れることを心からお祈りしております。
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